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北朝鮮が1日に発表した「新年の共同社説」について、北朝鮮専門家らは特別な事は無く昨年の使い回しと評価を下した。

「北朝鮮の共同社説が1年間の基調・国政方向を読む上で重要であるが、昨年に続き今年も宣言的な意味だけが羅列された社説に過ぎなかった」 (キム・ヨンス西江大教授)

「今年の新年の共同社説は新しい特別な内容がない。後継問題を控え経済問題に比重を置くという意志だけを浮?オたようだ」 (ユ・ホヨル高麗大教授)

「憂鬱な北朝鮮の状況を予告した。再び軽工業〜という題名からもわかる様に、昨年の焼きまわし」 (キム・ヨンス国防大教授)

北朝鮮専門家のこのような評価は、共同社説が昨年と比較し自信すら無くしているという点を反映している。

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キム・ヨンス教授は「具体性を持つことができないほどに準備が出来ていない北朝鮮の状況を反映した。自信があり後押しするほどの潜在力があれば、具体化された目標値を提示するはずだが、雰囲気だけを盛り上げるしか無いのが今の北朝鮮実情」と話した。

ユ・ホヨル教授は「他の状況を主導するほどの力量がない状況で、これ以上何もないと言える」と評価した。北朝鮮は共同社説で「軽工業は今年の総攻撃戦の主力戦線」とし、決定的な転換を強調したが、新しい経済政策ビジョンを提示できなかった。キム・ヨンス教授は「農業の部分改革措置、対外開放など画期的な提案が含まれなかった」と話した。

また、北朝鮮は「自力更正原則の徹底した実現」を強調した。共同社説は「ただ自分の力を信じ頑強に突進する自力更正の強者にならなければならない。わが国の豊富な地下資源を積極的に開発に利用し、人民生活の向上と経済強国の建設に必要な原料の解決と資金も確保していかなければならない」と明らかにした。

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昨年は人民経済の向上に向け対外市場の拡大および、対外貿易活動を積極的に展開する事を課題としたが、今回は言及さえしなかった。

特に、南北関係では、北朝鮮が「対話と協力事業を積極的に推進させていかなければならない」と明らかにしたが、統一戦線戦術での修辞というのが専門家の評価だ。

ユ教授は「軍に対しては最大限に戦闘力を維持しろといいつつも、対話を強調するのは南側の対応を観望しながら自分たちの立場を整理するという発想」と述べた。

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キム・ヨンス教授は「当局間の対話と協力を期待したのでなく、統一戦線次元で民間の交流協力を圧迫する為だと思う」と話した。

「軍事的に対南滅敵精神と強い対敵観念を軍部に要求するのは、南北対話の可能性を自ら低く見ているという事。北朝鮮の対話の立場は、統一戦線戦術の次元で民間の交流協力を行い圧迫をしようと考えている事が伺える」と話した。

実際に、北朝鮮は共同社説で「人民軍は主体的な戦争観点と滅敵の闘志を抱き、高度な激動状態を堅持しなければならない」と主張した。