北朝鮮の食糧価格が1300ウォン台という高値だが、中・上層階級の食料の購買は例年と同じだ。

内部消息筋の話では、米の価格は下落しないという期待感と、延坪島挑発による国際支援が中断されるという噂が広まり、党幹部や富裕層が「食糧買い占め」に走っているという。

会寧の消息筋は27日、「現在、会寧市場では米(白米)の価格は約1300ウォンだ。例年に比べ非常に高い価格だが、富裕層は来年一年に必要な食糧を確保するために買い占めている」と伝えた。

北朝鮮の食料価格は11.23延坪島砲撃直後、急騰して1300ウォン台を維持。昨年の貨幣改革以後、中国元の為替レートの上昇にともなう結果だ。

同消息筋は「価格が高いにもかかわらず、人々が米を大量で買い入れる理由として、一つは、今の価格傾向を見ると、来年は米の価格が上がることはあっても下がりはしないだろうと判断するためだ。また、中国を出入りする旅行者の間でも、対北朝鮮放送などから内・外情勢を知る人を通じ、北朝鮮が国際的に孤立し、来年は食糧支援が断たれるおそれもあるという話が出ているためだ」と話す。

現在の北朝鮮内には、脱北者との電話通話、中国旅行客、貿易業者、密輸業者等を通し、あらゆるルートで内外の情勢が伝えられ、国際社会の食糧支援が断たれるとの噂が公然と出回っている状態だ。

消息筋は「10年の経験から、情勢が緊張すれば外部からの食糧支援がなくなるということを住民達はよく知っている」と伝えた。

また「現在、商売で生活する人々だけでなく、国家配給を中心に生活する保衛部やその家族も、今まで集めてきたお金を使ってまで、食糧を買う。国家が配給を中止しても困窮しないよう、濫?pの食糧を確保する」と話した。

昨年11.30の貨幣改革当時も、商売用に食糧を保有していた人々はそれほど影響はなかった。だから金を持っている住民達は高い価格にもかかわらず、食糧を確保しようとしていると消息筋は説明する。

消息筋は「内外の情勢を少しでも知る人は、南北関係が緊張し、情勢がさらに悪化すると、食糧支援も断たれることもありえると予想している。結局、このような状況は外貨為替レートの上昇をも引き起こし、連動するように市場の全体的な価格が上昇するため(国家の措置がないならば)、食糧を十分に買い入れているのだ」と説明した。

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