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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は30日、金正恩党委員長が中国との国境に近い三池淵(サムジヨン)郡を視察したと伝えた。金正恩氏が同郡を視察するのは、今年3回目。

三池淵郡は北朝鮮で「革命の聖地」として知られるとともに、風光明媚な景勝地でもある。金正恩氏は東海岸の「元山葛麻(ウォンサンカルマ)海岸観光地区」と並び、同郡の開発プロジェクトを最重視していると見られる。

現地で住宅地区や公共施設の建設状況を視察した金正恩氏は、「去る8月に来てみた時、骨組み工事がたけなわであったが2カ月余りの期間に大部分が完工段階に入った、本当に大したものだ」と満足を表した。

ただその一方で、「内閣と三池淵郡建設指揮部は三池淵郡内の全ての重要建設を2021年まで4段階に分けて行うと計画しているが、党の意図とは異なる、党は建設を3段階に分けて国家経済発展5カ年戦略期間内に終えることを構想し、願っている」と述べ、朝鮮労働党創立75周年を迎える2020年10月までに完成させるよう厳命した。

金正恩氏は続いて、三池淵ブルーベリー飲料工場の建設現場と三池淵ジャガイモ粉生産工場を視察した。

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視察には崔龍海(チェ・リョンヘ)党副委員長と党中央委員会の趙甬元(チョ・ヨンウォン)、金勇帥(キム・ヨンス)の両副部長、国務委員会のキム・チャンソン部長、馬園春(マ・ウォンチュン)局長が同行した。