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来る10月2日に開催される南北首脳会談に関して、大学生はどのような考えを持っているのか?

朝鮮半島先進化財団(理事長パク・セイル)主催で14日に開かれた、第2回先進化青年フォーラムで、提案者となった6人の大学生たちは、南北首脳会談に統一世代の主役である20代の意見が積極的に反映されなければならないと口をそろえて語った。

大学生の提案に先立ち、高麗大のユ・ホヨル教授(北朝鮮学科)は、“南北関係の変化は、今後の統一時代の責任を負う若い世代の関心と利害関係が、最も優先的に考慮されなければならない”と述べ、“より生産的で未来志向的な会談の成果が導き出されるために、若い青年世代の意見に傾聴して、彼らの提言を幅広く集めなければならない”と言い、青年世代の意見の重要性を強調した。

提案者として参加した学生はみな、今回の会談が性急に行われていると述べ、盧武鉉政府が会談を政治的に利用する可能性について憂慮した。

東国大学出身のビョン・オクギ氏は、“去年から教授と学生の間で、盧武鉉政府が支持率を高めるために首脳会談カードを取り出すはずだろうと予想していた”と述べ、“南北首脳会談自体は賛成するが、今回のように、政党とポピュリズム的な政治の道具として利用されたら、国益を害するだろう”と指摘した。

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また、大学生らは政府が統一韓国を導いて行く青年たちに対し、南北首脳会談に対する世論をきちんと集めなかったことは非常に残念だと語った。

韓国外国語大学のカン・ソンKブ(4年生在学)氏は、“’あなたたちだけの首脳会談’ではない、‘私たち全ての首脳会談’にならなければならない”と、会談に先立ち、国民的合意がなければならないことを強調した。

脱北青少年のために教育ボランティアをしているという、梨花女子大のク・スギョン(2年生在学)さんは、“私と一緒に北朝鮮に関する活動をしている現場の20代は、自ら統一費用をどのように使うべきか、自ら体験して知っている”と述べ、“これまで統一費用について、どんな教育も指針も与えなかった既成世代にがっかりした”と語った。

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クさんは“統一時代の主役になる20代に、統一費用に対する教育を実施して、理解を得て、それに同意するようにしなければ、統一は20代の心に届かない”と言い、“20代に統一費用の負担に対する説得をするとともに、私たちが意見を積極的に出すことができる環境を作って、これを反映してほしい”と要請した。

この日のフォーラムでは、この他にも多様な意見が出た。参加したある大学生は、北朝鮮の核実験以後、国民が核の人質と転落した危険な状況にもかかわらず、安逸な態度を見せる政府を批判して、北朝鮮の核問題を議題として採択しない首脳会談の問題を批判した。また、NLL(西海北方限界線)は私たちが必ず守らなければならないと言い、NLL問題が首脳会談で扱われてはならないという意見もあった。

脱北者出身である漢陽大のカン・ウォンチョル(4年生)さんは、“秋夕は脱北者にとって辛い時期”と言い、“故郷にとても帰りたい”と語った。また、“政府が1日も早く、脱北者たちが北朝鮮に行くことができるように、積極的に努力してほしい”と要求した。

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この日の最後に行われた、‘南北首脳会談に対する青年の要求’で、参加者たちは ▲首脳会談で最も重要なものとして扱わなければならないことは、経済ではなく安保だ ▲会談に先立ち、国民的合意が出されなければならない ▲会談で北朝鮮の人権問題を必ず扱わなければならない ▲今回の会談に、20代の特別諮問団が同行しなければならないという、4つの事項を政府に要請した。