同通信の報道全文は次のとおり。
朝鮮代表団団長、朝鮮半島の平和と安全を強固するうえでかなめは朝米共同声明を徹底的に履行することだ
【平壌9月30日発朝鮮中央通信】朝鮮代表団団長である李容浩外相が29日、第73回国連総会全員会議で演説した。
李外相は、朝鮮国務委員会の金正恩委員長は朝鮮半島を核兵器も、核脅威もない平和の地盤につくるための確固たる意志を持って果敢な首脳外交活動を繰り広げて北南関係と朝米関係を改善し、周辺諸国との友好・協力関係を活性化するための重大な突破口を開いて朝鮮半島の情勢を劇的に緩和させる新たな局面をもたらしたと述べ、次のように言及した。
朝鮮半島の平和と安全を強固にするうえでかなめは去る6月、シンガポールで行われた歴史的な朝米首脳の対面と会談で合意、採択された朝米共同声明を徹底的に履行することである。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面朝米共同声明が円滑に履行されるようにするためには数十年間にわたって積み重なってきた朝米間の不信の障壁を崩さなければならず、そのためには何よりも朝米両国が信頼づくりに手間をかけなければならない。
朝鮮半島非核化も信頼づくりを先行させることに基本を置いて平和体制構築と同時行動の原則に基づいて可能なことから一つずつ段階的に実現していかなければならないというのがわれわれの立場である。