人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

米国が今月6日の日米韓外相会談で合意した6者会談再開における5項目の前提条件を明らかにした。

フィリップ・クロールリ国務部公報担当次官補は16日(現地時間)の定例ブリーフィングで「(6者会談再開)北朝鮮がしなければならないことが明確にある」とし、▲挑発行為の中止、▲領域内の緊張の緩和、▲南北関係の改善、▲2005年の共同声明による非核化への肯定的な措置、▲国連安保理決議案にともなう国際的な義務の遵守など、5つの事項を提示した。

同次官補は5つの履行事項を北に伝達したのかという質問に「北朝鮮は履行しなければならない内容を知っている」と答えた。

「私たちが履行されることを望むこの基準は秘密事項ではない。再開へのドアを開くためには、これらの基準に符合する行動を真正性を持って行わなければならない」と強調した。

「北朝鮮がこのような条件にともなう行動を真剣に実践する時、私たちはどんな措置が取られるのかを判断するだろう」と付け加えた。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

5つの条件が外交文書として存在するのかという質問には「そうではない。私たちは北朝鮮と対話を行なってきた。北朝鮮は私たちが願っているのを正確に知っているが、北朝鮮は私たちが願う行動を取らなかった」と話した。

これと関連して16日、高位当局者は「南北関係の改善が6者会談の再開において必要な条件だと考えておらず、北朝鮮がIAEAの視察団を受け入れるといっても大きな意味を付与しないだろう」と話した。

「今年初めから5つの履行事項と関連し北朝鮮と対話を行って来たが、北朝鮮が挑発を行った為対話が停滞した。北朝鮮が核開発をしている状況での対話は意味がなく、北朝鮮が真の非核化の意志を見せてこそ対話が意味があるだろう」と付け加えた。