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北朝鮮の人民軍総参謀部の通訳要員だった41歳の男性が、昨年9月にロシア極東沿海地方に密入国しロシアに亡命を要請をしたが拒否され、近い将来韓国に亡命する事になったと共同通信が14日、報道した。

この男性を支援している国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の関係者は、男性の亡命の動機について「金正日体制の下で市民の生活が苦しく、これを外部から状況を変えたいと考えた」と説明した。

この男性は、昨年11月にロシアで開かれた裁判では北朝鮮で産業と関係した官庁で勤めたと話したが、その後、ロシア当局や共同通信には「これは阜?ォの肩書で、実際は朝鮮人民軍総参謀部でロシア語の通訳をしていた」と証言した。

この男性は今月9日、ウラジオストクを出発しモスクワに移動し、近いうちに韓国へ向かう。

北は男性の身柄の引渡しをロシアに要求したが、亡命申請者の権利を保護する「難民の地位に関する条約」を締結しているロシアは、北の要求を拒否した。

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ロシアは北朝鮮住民の亡命を基本的に認めおらずこの男性の亡命も拒否、UNHCRの斡旋で韓国行が決定した。