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クリストファー・ヒル元米国務省の6カ国協議首席代表は14日、北朝鮮のウラン濃縮施設の公開について「北朝鮮が過去の6カ国協議で締結した当事国に嘘をついていたことが証明された」と述べた。

この日、ヒル前首席代表は「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」との電話インタビューで「北朝鮮がジークフリート・ヘッカー博士にウラン濃縮施設を見せたのは事実上の核届け出したことになる。これは、かつて6カ国協議の当事国に報告した内容と一致しない」と指摘した。

また「過去、北朝鮮はあらゆる種類のウラン濃縮計画は存在せず、ウラン濃縮計画を持っていないと否定したにもかかわらず、今回、濃縮施設を公開したのは北朝鮮の悪い特性を示す例だ」と話した。

ヒル前次官補は特に「(自分が北朝鮮と交渉する時)米国は北朝鮮がウラン濃縮計画を持っていたことを知っていた。このため北朝鮮側に真相究明を何回も強調したが、北朝鮮は、未申告の核施設への訪問を許可しなかった」と述べた。

「当時、北朝鮮のウラン濃縮能力に対する米国の情報は、やや不完全だった。米政府は、北朝鮮のウラン濃縮問題にずっと関心を持ち、この問題が終わったと判断しないことで決定した」と説明した。

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また「北朝鮮とミャンマーの核協力については分からないが、北朝鮮がミャンマーへの武器を販売したことは知っていた。これは北朝鮮が国連安保理決議を遵守することに関連して疑問を提起した」と明らかにした。

北朝鮮の延坪島砲撃事件については「北朝鮮が米国と韓国をより親密な関係にした。両国は北朝鮮の挑発行為に対応して非常に強力な決意を見せた」と話した。

中国の役割については「(中国は)北朝鮮の行動に責任を持つ必要がある。北朝鮮に対する中国の役割は、6カ国協議の議長国だけでは不充分であり、中国は北朝鮮をよりよい位置へ導く必要がある」と強調した。