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北朝鮮が世界で最も政治的自由がない国家に、36年連続で選定された。

世界の人権状況を監視するアメリカの民間団体フリーダムハウス(Freedom House)は17日、世界各国の自由化指数を分析した年次報告で、‘2007年世界の自由’を発表した。北朝鮮は政治的自由と市民の自由が全て最悪である‘非自由国’と分類された。

報告書は各国の民主化の程度を1から7まで等級化した後、1〜2.5をF(Free・自由国家)、3〜3.5はPF(Partly Free・部分的自由国家)、5.5〜7はNF(Not Free・非自由国家)と分類して発表した。

193ヶ国の中で自由国は90ヶ国(47%)、部分的自由国は58ヶ国(30%)、非自由国は45ヶ国(23%)だ。

北朝鮮は政治的自由でも7等級、市民的自由でも7等級に属して、年次報告書が発刊された1972年から今年まで、連続して最低の自由国に分類されている。

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ベラルーシとトルクメニスタン、ウズベキスタンなど、中央アジアの国々と、キューバやリビアも最悪の政治弾圧国に含まれた。

報告書は“これらの国家の指導者たちは、言論の自由や政治的活動など、市民社会形成のための声に弾圧を加えている”と憂慮した。

韓国は政治的自由が1等級だが市民的自由は2等級で、全体的に自由国家に属している。

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昨年、自由度が上昇した国家は20カ国に過ぎない一方、33ヶ国では自由が萎縮したと出て、2006年一年間の世界の自由化が停滞期に陥ったと、フリーダムハウスは分析した。 このような結果は、民主革命が起こった旧ソ連邦の国々の躍進が目立った2005年と対比された。

フリーダムハウスは特に、中東とアジア地域で民主主義が大きく後退したと警告した。

アジアでは去年の9月に軍事クーデターが発生したタイが‘部分的自由’国家から‘不自由’国家に格下げされ、台湾とフィジー、東ティモールの状況も懸念されると指摘した。 北朝鮮とミャンマー、マレーシア、フィリピン、ャ鴻c棟箔?燒ッ主主義が後退する国家に含まれた。

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中東も状況が悪化している。内戦状態が長期化しているイラクと、武装団ヒズボラが勢いを増したレバノン、アフマデイーネジャード大統領の主導で核開発が続いているイラン等で、民主主義の水準が停滞し、後退していると、フリーダムハウスは分析した。