韓国政府が、2016年4月に中国の北朝鮮レストランから脱出して韓国に亡命した北朝鮮の女性従業員らに対し、旅券(パスポート)を発給していたことが分かった。韓国の聯合ニュースが報じた。

(参考記事:北朝鮮「美人ウェイトレス誘拐」の犯人は韓国軍か

聯合は7月19日、大部分の女性従業員が旅券の発給をしながら、受け取れずにいると伝えていた。北朝鮮は集団亡命事件の発生当初から、集団亡命は韓国の情報機関・国家情報院による拉致であると主張してきた。韓国当局が彼女らの出国を阻んでいる状況は、北朝鮮のこうした主張に説得力を与えていた。

その後、発給拒否が明るみに出たことを受けて、韓国国内では移動の自由を制限する人権侵害であるとの批判が出ていた。