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カナダの日刊のグローブアンドメールは、10月末に北朝鮮を訪問したカナダのパシートゥップ弁護士が咸鏡北道羅先市の羅津美術館で撮影した絵を公開し、この絵の人物が金正恩と推定されると今月7日(現地時間)、報道した。

しかし、この絵は1920年代に金日成が10代の時の革命活動を描写した絵だ。写真の中人物が着ている制服は、1920年代の日本や中国に滞在していた朝鮮人留学生の服装であり、帽子は吉林毓文中学で着用していた帽子だ。

背景も金日成が吉林やハルビンなど中国の東北地域で革命活動を行った点を暗示しており、絵の中の人物の視線や顔の角度などは金日成の肖像画の公式がそのまま反映されている。

この絵は北朝鮮の革命伝統教養映画の「朝鮮の星」、「民族の太陽」等で描写された金日成の姿と非常に似ている。

北朝鮮美術に精通したある脱北者はこの写真に対し「金正恩と関連した偶像化の肖像画ならば、党の宣伝煽動部の承認の下で組織的に、一時的に製作配布されるだろう。平壌でもまだ公開されていない金正恩の肖像画が、10月に羅津美術館で展示されたというのは辻褄が合わない」と話した。

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「羅津美術館のレベルから察すると、この絵は平壌美術大の学生の卒業作品ではないだろか」と推定した。