北朝鮮国営の朝鮮中央通信は18日、金正恩党委員長が咸鏡北道(ハムギョンブクト)の鏡城(キョンソン)郡・温堡(オンポ)で、温室農場の建設準備を現地で指導したと伝えた。訪問の日時は明らかにされていない。
(参考記事:金正恩氏は「サウナ不倫」を止められるか)同通信は7月17日にも、金正恩氏の鏡城(キョンソン)郡訪問を伝えている。金正恩氏はその際、大規模な温室農場の建設を指示していた。
金正恩氏は今回、「温室農場の敷地が非常に広いのでこの地区に朝鮮人民軍第122号育苗場や江原道育苗場のような近代的な育苗場も共に建設して、この地区を朝鮮労働党の人民的かつ愛国的な政策が集大成された区画に整備することに関する教えを与えた」という。
現地指導には朝鮮労働党中央委員会の黄炳瑞(ファン・ビョンソ)第1副部長、党中央委員会の趙甬元(チョ・ヨンウォン)、呉日晶(オ・イルチョン)、パク・ソンチョル、金勇帥(キム・ヨンス)の各副部長、国務委員会のキム・チャンソン部長、国務委員会の馬園春(マ・ウォンチュン)局長が同行した。