北朝鮮国営の朝鮮中央通信は3日、国内各地で「気温が35度以上、最高40度を超え、高温と日照りによる被害現象がひどく現れている」と伝えた。
(参考記事:金正恩氏の猛暑対策「昼に寝て夜に働く」でも効果なし)同通信によれば、黄海北道(ファンヘブクト)と黄海南道(ファンヘナムド)、咸鏡北道(ハムギョンブクト)と咸鏡南道(ハムギョンナムド)、両江道(リャンガンド)などで「稲、トウモロコシなど、農作物が被害を受けはじめた」という。
また、各地の農業部門は被害を食い止めるため「散水に必要な設備、手段をのこらず利用している」と伝えた。