北朝鮮の最高人民会議常任委員会は12日、建国70周年に際して8月1日から大赦を実施することに関する政令を発した。朝鮮中央通信が16日付で伝えた。
(参考記事:北朝鮮で横行「新種の犯罪」が金正恩体制を揺るがす)同通信によれば、「内閣と当該機関は、大赦によって釈放された人々が落ち着いて働き、生活できるように実務的対策を立てる」という。
北朝鮮が大赦を行うのは、日本からの解放と朝鮮労働党の創立から70年となった2015年以来、3年ぶり。その前には、金正恩政権が誕生した2012年にも、故金日成主席の生誕100年と故金正日総書記の生誕70年に合わせて大赦を行った。