人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

広州アジア大会女子サッカーのメダル授賞式で北朝鮮女子代表が金メダルを獲得した日本チームの国旗掲揚時に背を向ける行動をしたことが、ひんしゅくを買っている。

北朝鮮は22日の女子サッカーの決勝戦で後半29分、日本の岩清水梓にヘディングで決勝ゴールを決められ0-1で敗退。惜しくも銀メダル獲得に終わった。

この日の授賞式で、金メダルを獲得した日本と銅メダルを獲得した韓国は、日の丸が掲揚され「君が代」が鳴り響く瞬間、一斉に旗を見上げ、優勝チームに対して敬意を払った。

しかし、暗い表情で授賞式会場に入場した北朝鮮の女子サッカー代表チームは、ただ一人も日の丸を見ずに頭を下げた。授賞式のコンパニオンが日の丸の方向を見て欲しいと促したが無視された。

この場面を見た脱北者は「北朝鮮の洗脳教育の現状を示す事例」と残念そうに言った。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

平安道出身のイ・ジンジュ(仮名)氏は「北朝鮮政府の洗脳教育のため、一般住民の反日感情は非常に強い。世界最高水準の北朝鮮女子サッカー代表が、歴史的な宿敵である日本に負けたことが、彼女たちのプライドをいたく傷つけたのだろう」と述べた。

咸鏡道出身のキム・ホジン(仮名)氏も「国際大会であのような敬意を払わない姿は恥ずかしい。しかし、北朝鮮の人々は洗脳されているので、選手たちの行動はある程度理解する必要がある」と説明した。

最後にキム氏は「特に、今回のようなアジア大会の女子サッカーの授賞式では、韓国や日本などの現実的で歴史的な敵と同じ場所にいたことから、このような事が起こってしまった。もちろん、日の丸に敬意を払ったからといって北朝鮮へ帰国した後に処罰を受けるようなことはないが、選手たちが自ら敬意を払うことは控えようと思ったのではないか」と話した。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面