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韓国政府がポスト金正日政権の北朝鮮を展望し計画を樹立するにあたって、金正恩体制の安定や経済、社会、政治改革を成功的に遂行すると予測し計画を立ててはならないとキム・ヨンファン北朝鮮民主化ネットワーク研究委員が主張した。

同研究委員は22日、韓国放送通信学会と開かれた北朝鮮放送の主催でソウルプレスセンターで開かれた「北朝鮮専門言論人国際会議」に出席し、「金正恩後継体制が順調に構築される可能性は10%未満」と話した。

「様々深刻な困難を乗り越え後継体制の根幹が維持される可能性は20〜30%、後継体制自体が根本的に覆る可能性と後継体制を含む体制自体が致命的な危機を迎える可能性が60〜70%程度」と主張した。

「後継体制がソフトランディングする可能性は高くなく、金正恩体制が無事に定着したとしても各種の改革に成功し発展する可能性がある躍動的な社会を作ることはさらに期待し難い。現体制に期待をかけるよりは、現体制崩壊後に期待をかけ力を集中することが正しい」と説明した。

「金正日はいつ死ぬかも分からず急死したから北朝鮮に急変が訪れるとも断言出来ないが、その可能性はかなり高く、軍事的安保、政治的安保、財政的な準備、外交的な準備など全ての面で準備を徹底的にする必要がある」と提言した。

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「政府が過度に強硬な対北姿勢を取る必要はないが、民間と役割を分担し民間が対北朝鮮事業を積極的に行える様に社会的な制度の障害を無くす必要がある」と話した。

中朝関係と関連し国家安保戦略研究所のパク・ビョングァン博士は「短期的には金正恩の後継が完了する(2012年)まで中国は、後継告}の安着化のための政治・経済的支援を継続するほかはないだろう」と見通した。

「中国が追求している北朝鮮体制の安定は、中国に友好的な体制または、政権であり、それを金正日・金正恩政権でならないと無条件で考える必要は無い」と話した。

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「万が一、金正恩体制の登場過程で外部勢力の介入なしで内部勢力間の権力争いで政権が交替したとしても、それが中国の国益を害しない親中政権であるとの確信を与える事が出来るならば、中国は権力闘争への介入や新指導部の登場に反対しないだろう」と付け加えた。

また、ハ・テギョン開かれた北朝鮮放送代表は【金正日の死後、金正男が反金正恩勢力の中心になる可能性が大きい」と話した。

「金正男は金正恩の没落後、最も有力な代案勢力。金正男は北朝鮮の改革開放のアイコンに浮上している」と話した。

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中国も公式的には金正恩を支持するふりをしているが、実際には良としないエリートが多いという点を強調し「トウ小平以降、中国は一貫して改革開放を話したが北朝鮮はこれを聞かないでいる為、金正男を好んでいる」と説明した。