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ユン・ヨサン北朝鮮人権記録保存所所長は、18日に「後継者、金正恩の登場によって北朝鮮国内の人権侵害はさらに深刻化するだろう」と主張した。

社団法人「北韓戦略センター」が主催した「金正恩の登場と北朝鮮人権の変化と展望」という題名のセミナーでユン所長は「今、北朝鮮は権力が移行している時期だ。そのことから人権侵害は一層深刻になるだろう」と予想した。

ユン所長は、金正恩の登場によって北朝鮮の体制が不安定だと前置きし、「後継者事業に対する不満勢力が出てきた場合、これらの不満に対して「管理」ではなく、強力な「統制」政策を執る。最近の北朝鮮を取り巻く情勢が非常に悪い事からも、収容所の収監や処刑など強硬な政策を執る可能性が高い」と述べた。

続けて「市場を中心に北朝鮮住民の自力による経済活動が増加された。このことが北朝鮮当局の統制政策への反発と衝突を増加させている。このような状況は、収容施設、特に政治犯収容所と公開処刑など生命権の侵害につながる」と強調する。

また「現在、送還された脱北者に対する処罰は厳しくなったり緩くなったりしているが、結局は脱北者をするために取り締まりと警戒を強化し、送還脱北者に対する処刑と収容所へ収容する罰則を増加させる」と分析した。

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最後にユン長は「今、金正日から金正恩へ権力が移行する時期であるため、政治犯収容所は金正恩に反対する勢力の粛清のためにさらに拡大するだろう」と述べた。