北朝鮮の金正恩党委員長の異母兄・金正男(キム・ジョンナム)氏に対する殺人罪に問われたベトナム国籍のドアン・ティ・フオン被告(30)と、インドネシア国籍のシティ・アイシャ被告(26)の公判が、事件の舞台となったマレーシアの首都・クアラルンプールで続いている。27~28日には弁護人と検察が相次いで意見陳述し、前者は「無罪」、後者は「死刑相当」と真っ向から対立した。
(参考記事:金正男氏を「暗殺者に売った」のは誰か…浮かび上がる「裏切り者」の存在)殺人罪で死刑相当、金正男氏事件…検察「計画的犯行」と主張
【クアラルンプール共同】マレーシアで昨年2月に起きた北朝鮮の金正男氏殺害事件で、実行犯として殺人罪に問われた女2人の公判が28日、前日に続き首都クアラルンプール近郊の高裁で開かれた。検察側は、2人に殺意があり計…続きを読む
(参考記事:金正男氏を死に追いやった「暴露スクープ」の中身)弁護側「真犯人は北朝鮮の人間」…金正男氏殺害事件で意見陳述
【クアラルンプール共同】マレーシアで昨年2月に起きた北朝鮮の金正男氏殺害事件の公判は27日午後も首都クアラルンプール近郊の高裁で続き、殺人罪に問われたベトナム国籍のドアン・ティ・フオン被告(30)の弁護側は「真…続きを読む