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北朝鮮で第3次核実験の兆候が捉えられている。

英国の軍事情報会社のIHSジェインスは16日、北朝鮮の豊渓里の衛星写真の分析結果を発表し「北朝鮮が豊渓里周辺の施設でトンネルを掘削するなどの活動をしているようだ」と発表した。

先月27日には核実験場の南側150m地点で新たに掘削した土が3千?積もっていることが確認されており、核実験場の北側180m地点の2ヶ所でも地面を掘削した跡が見られた。

この様に核実験が疑われる施設での坑道掘削は核実験の準備と考えられる。しかし、掘削は坑道の保守などの目的である可能性も排除することはできない。また、ケーブルの移動や人と車両の頻繁な移動、観測所の設置などが同時に進行されているとするのならば、実権が迫っている兆候であると考えられると専門家らは話す。

北朝鮮は第2次核実験の6ヶ月前から核実験の兆候を表していた。

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2008年10月には北朝鮮が核実験場と疑われる場所で、トンネルの掘削や大型ケーブルの移動等の疑わしい活動が米国の衛星写真の判読から明らかになっていた。韓国政府も豊渓里から発煙を確認するなどの現象を確認していた。

当時、米国の官僚らはこの様な動きが核実験に繋がるものなのか、核交渉を控え対米圧力用なのかを判断し難いとしつつも、交渉用である可能性に重きを置いていた。しかし、翌年に北朝鮮は核実験を押し切った。

北朝鮮が今回核実験を実施すれば三回目だ。もし年内に追加の核実験を行う事になるならば、その間隔が3年から1年に短縮される事になる。

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北朝鮮は2度の核実験を咸鏡北道吉州郡豊渓里で行った。第2次核実験を分析した結果、2006年の第1次核実験よりも強度がはるかに高い震度4.5が集計され、核爆発技術力が改善された分析された。

北朝鮮が今回核実験を実施すれば震度が4.5を越える規模になる可能性がある。北朝鮮はこれまで長距離ミサイルに搭載が可能な小型核兵器に大きな関心を見せてきた。第3次核実験は核兵器の小型化(1t未満)に向け心血を注ぐと思われる。

北朝鮮が核兵器の小型化実験に成功すれば、北朝鮮が開発したテポドン2号ミサイルに搭載が可能で米国の領土(アラスカ)を攻撃が可能になり、大きな波紋を呼び起こすと思われる。