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北朝鮮は11日、金剛山観光再開に向けた会談を今月19日に開城で開催する事を提案してきた。

統一部は「北の名勝地総合開発指導局は開城工業団地管理委員会を通じ統一部に通知文を送り、金剛山観光再開会談を11月19日に開城での開催を提案してきた」と明らかにした。 統一部は北朝鮮の会談提案に対して「検討する」という原則的な立場だけを明らかにした。

これと関連し、北朝鮮は今回の会談と25日に予定されている離散家族対面定例化のための赤十字会談を関連付ける意図を露骨に表している。

名勝地総合開発指導局は通知文で「離散家族、親戚対面の正常化のためにも至急に必要であり、観光再開のためにも南北当局間の実務会談を19日に開城で開催を提案する。観光再開会談が開かれれば、25日の南北赤十字会談で有利な雰囲気が用意されるだろう」と話したと、朝鮮中央通信がこの日、伝えた。

観光再開と関連した韓国の立場次第では、対面の定例化などの議論に影響が及ぶ可能性があるという一種の圧迫。

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韓国は離散家族対面の定例化と関連し、冬期の12〜2月を除いた来年3月から南北からそれぞれ100家族規模で金剛山の離散家族面会所で毎月一回の定例対面を提案している。

これに合わせて、既に対面した家族からも南北からそれぞれ50家族ずつの毎月の再対面を行い、最終的には離散家族らが望む場所と時期に常時対面が出来る様にする事を提案しており、その他にも韓国80歳以上の高齢家族を対象に来年4月からの故郷訪問事業を提案した。韓国軍捕虜・拉致被害者に対する全面的な生死の確認も提案している状態。

朝鮮中央通信は「通知文は我が方が10月2日と14日に2度にかけて観光再開会談を提案したが、南側は検討や連絡するとし数数日過ぎ去った今日まで返事を先延ばししており、これに対し遺憾を表明した」と明らかにした。

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北側は、これに先立って先月2日、金剛山観光再開問題を協議するための南北当局間実務会談を提案したのに続き、同月14日には「実務会談を一日でも早期再開を願う」と最速している。