北朝鮮の内閣などの機関紙・民主朝鮮は6日、「朝鮮半島の平和と安定保障に責任がある各関連国がより責任を持った慎重な姿勢と立場」を取るべきとする論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。

12日の米朝首脳会談を間近に控え、北朝鮮側の非核化に対し、関係国が相応の見返りを提供するよう求めたものと言える。

論評は、北朝鮮が5月24日、北部核実験場の廃棄を実行したことに言及。こうした「実践の行動」により、「朝鮮半島に情勢緩和の気流が漂うようにした」と自賛した。

その上で、「このような成果を土台に恒久平和を構築するのが何よりも重要」としながら、関係国に対しても「慎重な姿勢と立場に立って、朝鮮半島の平和保障のための実践的な措置を講じること」を求めた。

同通信の報道全文は次のとおり。

「民主朝鮮」紙 各関連国は朝鮮の誠意ある努力に積極的に合流すべきだ

【平壌6月6日発朝鮮中央通信】6日付の「民主朝鮮」紙は署名入りの論評で、去る5月24日、朝鮮核兵器研究所が北部核実験場を廃棄する儀式を行ったことについて伝え、これによって朝鮮は核実験の全面禁止のための国際的な努力に合流しようとする確固たる意志を言葉ではなく、実践の行動で証明したと強調した。

同紙は、次のように指摘した。

今年も朝鮮は年頭から朝鮮半島の平和を守り、世界の平和と安全保障に積極的に寄与するという意志を披れきして主動的な措置を講じることによって朝鮮半島に情勢緩和の気流が漂うようにした。

長々数十年間も対決と緊張激化の機運が恒常的に漂っていた朝鮮半島でこのような劇的な情勢変化が持続しているのは、大きな成果だと言わざるを得ない。

現時点でこのような成果を土台に恒久平和を構築するのが何よりも重要な問題として提起される。

こんにちの情勢は、朝鮮半島の平和と安定保障に責任がある各関連国がより責任を持った慎重な姿勢と立場に立って朝鮮半島平和保障のための実践的な措置を講じることを切実に求めている。

朝鮮半島の平和と安定を保障し、ひいては世界の平和と安定保障に積極的に寄与しようとする朝鮮の立場には変わりがなく、朝鮮は今後も朝鮮半島と、ひいては地域の平和と安定保障のために自分の責任と本分を全うしていくであろう。

朝鮮半島の平和と安定保障に責任ある各関連国は、われわれの誠意ある努力に積極的に合流して朝鮮半島に恒久的かつ強固な平和を成し遂げようとする人類の志向と念願を実現すべきであろう。---

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