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北朝鮮は人民保安部傘下の打撃隊を通じた最近の一斉取締で、列車保安員までも検閲していると伝えられた。

NK知識人連帯は8日、通信員の話を引用し「最近、咸鏡北道茂山郡では保安部の打撃隊が全ての列車をゴム山駅に40分〜1時間ほど停車させ、取り締まりを行なっている」と明らかにした。

「打撃対は旅行者に対する証明書の検閲と荷物の検閲を始め、列車乗務員室や列車乗務保安員室の捜索を行なっている。打撃隊が列車に乗車すれば帝王のように振る舞っており、列車保安員も直立不動の姿勢で指示に従っている」と伝えた。

「過去にも北朝鮮当局は、列車乗務保安員の不正行為を根絶するために終着駅でカバンの検査するなどの措置を取っていたが、運行中の列車を打撃隊を動員して取り締まりを行うのは今回が初めて」と明らかにした。

「4月に各道・市保安部に打撃隊を組織する内容の人民保安部の指示が通達された。その後6月に各道・市に保安局(警察庁)の中に打撃隊が常設組織として登場した。これを通じて住民に対する強力な取り締まりを現在も行っている」と付け加えた。

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人民保安部の打撃隊は国境地域での中国キャリアの携帯電話の使用、麻薬の密売業者、脱北者の取り締まりを目標に活動していると伝えられている。

「以前は保衛部で担当していた住民の政治的動向の把握も行い、不純分子の摘発にまで取り締まり範囲が膨大に拡大した。取り締まり時間も昼夜でグループが組まれ24時間の監視体制を整えている」と付け加えた。