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最近になって、北朝鮮の保安機関が住民や軍人の懇親会や同窓会などの私的な集まりに神経を尖らせており取り締まりを行っていると、自由アジア(RFA)放送が4日、報道した。

保安機関らがこれらを取り締まるのは、住民の間で金正恩に対する非難が続いており、これを遮断するのと同時に今後の金正恩の唯一指導体系を立てる為の布石と思われると同放送は分析した。

咸鏡北道の消息筋は同放送に「保衛部の指導員の兄から今後は同窓会、友人会で政治的な発言を注意する方が良いとアドバイスを受けた」と明らかにした。

「この頃、保衛部では情報部員らを通じて中学校の同窓会、大学の同窓会などの懇親会に対する調査を進行している。いつどこで開かれて、人数は何人なのか、何の内容を討論するかを調べている」と伝えた。

中国に脱北したばかりの人物も「何日か前に党書記が一部の気のおけない人同士が集まり下らない話をする事は、首領と党、大衆の一致団結を阻害する分派主義と同じだと話した」と放送に伝えた。

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彼は「誕生日、伝統的な祭事などでの酒の席も、社会主義生活様式にそぐわないとみなす様に指示が出されている」と付け加えた。

保安機関のこのような監視は軍内部にも拡大していると分かった。

元北朝鮮軍の脱北者らで構成された「北朝鮮人民解放戦線」は「最近、北朝鮮の軍内部でも党細胞、青年同盟組織別に軍人の親友関係、内部の関係などを集中的に調査している」と明らかにした。

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同団体は総政治局が行っている今回の調査は、軍人の中から軍事クーデターを起きるのを事前に防ぐための措置と思われると主張した。