人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

脱北者支援の容疑で実刑を受けて、3年11ヶ月間、中国の刑務所に収監され、去年の11月に釈放されたチェ・ヨンフン氏が、外傷後ストレス障害などによる精神分裂の症状があり、医療機関の治療を受けたと確認された。

‘北朝鮮人権国際連帯と‘国境なき人権’などの団体が構成した、’中国政府のチェ・ヨンフン弾圧真相糾明委員会‘は17日、報道資料を配布し、チェ氏が中国で拷問や苛酷な行為などによって苦労し、帰国後に精神分裂の症状を見せて、全北大病院で治療を受けたと明らかにした。

報道資料は“精神科の専門医が診断した結果、外傷後ストレス障害と判明した”と述べ、”中国政府に法的に抗議して真相を糾明するように政府に要求する”と明らかにした。

更に、“自国民が監獄で人権染躪にあっているにもかかわらず、駐中韓国担当領事はむしろ、家族が面談の要請ができないように脅かした”とし、“担当領事館はチェ氏に‘しっかり監獄生活を送るように’‘私も監獄で休養したい’とさえ言った”と非難した。

また、“中国政府は10人余りの罪囚を動員して、(チェ氏の)体を縛って、強制的に薬物を投与して、数回意識を失った”と述べ、“その後遺症で今も全身に黒いまだらができて、下半身が硬直する症状が出ている”と主張した。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

更に、“罪囚たちが互いに見張る中、彼らから1日に7回ずつ拷問や殴打を受け、あまりにひどい殴打のため、チェ氏が死んだという報告が中国政府に上がったこともあった”と付け加えた。

これに関し、チェ氏の帰国後、治療を助けたジョン・ペドロ牧師は、“チェ・ヨンフン氏が直接証言した内容”と言いながら、“証言内容を全て公開することはできないが (チェ氏が)こうした人権侵害にあった”と説明した。

現在、チェ氏の状態は正常な活動が可能な程度に回復したと伝えられた。今後、チェ氏は真相糾明委員会とともに、外交部と中国政府を相手に、国内及び国際法に基づく訴訟をする計画だ。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

真相糾明委員会は18日、国家人権委員会の前で、チェ氏の人権侵害の事例を告発する記者会見を開催する予定だ。