人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

北は来年1月8日の金正恩の誕生日に際しての特別配給のために、ニュージーランドから牛肉を輸入しようとしたが、購入資金をニュージーランド当局に凍結されたことが確認された。

北朝鮮の内部消息筋は4日、「昨年10月に『妙香指導局』が日本製の観光バス部品を購入と、牛肉を輸入するためにニュージーランドの某銀行に送金していた17万ドルが、最近、ニュージーランド政府によって凍結された。ニュージーランド当局は、この資金が我々(北朝鮮)の麻薬販売との関連を調査している」と述べた。

この消息筋は「牛肉は来年1月8日青年大将(金正恩)同志の誕生日を迎え、幹部たちへの特別供給であり、日本製のバスの部品は観光総局が運営するバスを修理するためだ。青年大将同志の誕生日の特別配給に支障が生じるかともしれないと「妙香指導局」は非常事態になった」と付け加えた。

現在、北朝鮮は各部署単位で来年の金正恩への「誕生日プレゼント」の準備に入ったと伝えられている。誕生日プレゼントは二つある。一つは金正恩に直接上納するプレゼント、二つめは金正恩の名前で幹部たちに与えられる「特別配給」だ。特別配給は「金正恩からの贈り物」だが、最終的に各部署単位で、プレゼントを用意しなければならない。「妙香指導局」は贈り物として「牛肉」を選んだことになる。

「妙香指導局」は「集団マスゲーム」「アリラン観光」「白頭山観光」「金剛山観光」など、北朝鮮のすべての外国人観光旅行事業を担当している観光総局の直轄下であり、これらの事業によって稼いだ外貨を金正日の秘密資金を管理する「労働党39号室」に送る役割をする部署だ。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

消息筋は「日本政府の経済制裁で観光総局が運営している日本製バスの部品の需給が難しくなったので「妙香指導局」はニュージーランドのある協力者へ部品の輸入代行を要請した。この過程で来年の青年大将の誕生日に幹部ら送らなければならない「牛肉」の輸入まで同時に要請した」と説明する。

また、彼は「妙香指導局からラトビア共和国にある秘密口座を利用してニュージーランドの某銀行に送金する過程でニュージーランド政府に疑われた。資金はともかくラトビア共和国の秘密口座が明るみに出るのは大問題だ」と述べた。

これまで、北朝鮮がスイス、中国、マカオ、カリブ海地域への秘密口座を持っていることは伝えられてきたが、ラトビアの秘密口座が明らかになったのは初めてだ。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

消息筋は「妙香指導局はラトビア共和国に所在するC銀行に『RUSKOR International Ltd』という名前で口座を開設した。口座名は、ロシア(RUS)とコリア(KOR)の合成語だ」と説明した。