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一年と一ヶ月ぶりに成立した南北離散家族の2次再会が11月3日金剛山で始まった。

南側の再会申請者94人は、午前9時から江原道の束草ハンファ・コンドミニアムを出発し、東海線の陸路で軍事境界線(MDL)を通過後、午後12時30分頃に金剛山地区に到着した。

彼らは昼食後、午後3時に「金剛山離散家族面会所」で60年間の夢にまで見た北側の家族203人と会い、互いに抱き合い離別の哀しみと苦労を慰めあった。

テーブル別に2時間、互いの惜別の情を交わした後、午後7時から、北朝鮮側が用意した歓迎夕食会に出席する予定。

南側の再会申請者のうち、最年長のキム・プランさん(97)は、娘のクォン・オリョン(65)さんと孫のチャン・ジンス(38)氏と会い、北側の離散家族の中で最年長のアン・スンファ(96)さんは、息子のイム・ジョンシク(70)さんと娘オクスン(60)さんと共に、夫のイム・ボングク(87)さんと再会した。

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特に、今回の再会では政府が国軍捕虜としている北側のソ・ピルファンさん(死亡)の息子のペクリョン(55)さん、スンリョン(45)さん、チョルリョン(42)さんの3兄弟が来て、南側の叔父であるソ・イクファン(72)氏に会った。

これに先立って韓国の統一部と大韓赤十字社は、今回の再会前に北側に送った離散家族200人の生死確認申請者の名簿で、韓国軍捕虜10人と拉致被害者16人(戦後の拉致被害者11人、戦時中の拉致被害者5人)などの『特殊離散家族』26人を含めた。

しかし、北側はこのうちソ・ピルファンさんのみ死亡の事実を知らせたのみで、残りの25人については確認不可と通知をした。

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これに関連して統一部関係者は「韓国側が先月26〜27日に行われた南北赤十字会談で、北朝鮮側に20人以上の特殊離散家族の生存確認を依頼したのが、1人に対してしか答えなかったのは、あまりにも不誠実な仕打ちではないかと抗議をした」と伝えた。

南北は、当局間の協議に乗っ取って、2000年の第2次離散家族再会行事から、一部の韓国軍捕虜と拉致被害者を含め、生存確認と再会を実現させてきた。

統一部よると、2000〜2009年に開かれた計17回の離散家族再会行事を通じて、生死が確認された特殊離散家族は、韓国軍捕虜27人、拉致被害者41人の計68人で、この中から韓国軍捕虜12人と拉致被害者の16人、計28人が韓国側の家族に会った。

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一方、今回の再会を申請した南側の離散家族は、94人のうち90代が過去最大の19人だった。

大韓赤十字社の関係者は「90歳以上の方が全体の離散家族の再会の20%を超えるのは今回が初めてだ。離散家族の高齢化は、南北が一日も早く解決しなければならない民族的な課題でもある」と述べた。

昨年9月26日以来、開かれた今回の再会行事は、去る9月の秋夕を前に北朝鮮の朝鮮赤十字社の提案で実現したもので、南北の離散家族340人は3日の最初の会議に続いて、4日には個別再会と合同昼食会、団体再会、5日には「お別れ会」が予定されている。