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インタビュー日時:10月中旬
インタビュー対象:平壌住民

1.市場の現況

中国製工業品の市場での取り引きを禁止
市場の運営時間の拡大(これまでの午後4時から午後2時の開場、市場運営時間は午後2時で6時まで)
現在もドルが好まれている。
路上市は以前と似た水準で取り締まられている
市場を利用する人の数はますます増えている傾向

2.農産物の収穫状況と電気事情

今年はジャガイモとトウモロコシは昨年よりも豊作で (ジャガイモは1町で10-11トン、トウモロコシは1町で4トン程の収穫)
コメは稲作地域の水被害で昨年と比べて収穫量は減少(1町で2.5-3トンを予想)
平壌の場合、日平均20時間の電気供給(停電になる時間帯は主に明け方5-6時、夕方6-7時)
新義州も平壌と似た水準、
突然の安定的な電気供給の理由は定かで無いが、水豊かダムの発電分を中国側の配慮によって全てを北が使用する事になったからだとの噂がある。

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3.携帯電話の使用実態

1)利用可能な地域
平壌市などの市単位までは開通、郡単位では現在の送信塔を建設中

2)携帯電話の利用率
平壌市の場合、成人の60-70%が利用(基本は商人が利用、党職員、安全員、人民軍は使用禁止)
平声、新義州の場合、成人の40%程が利用
順天市の場合、成人の30%

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3)携帯電話の購入元
平壌市の場合、市の郵便局あるいは区域の郵便局で供給、地方は道の郵便局で供給

4)価格
国定購買価格は235-240ドルだが、闇市場では270-285ドル

5)購入事情
郵便局を通じた正規購入の場合は価格が安い反面、品物不足から開通までに10日程の時間がかかる。不便な為、密売屋を通じて購入し、その場で開通。密売人と郵便局の談合。

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6)使用料
基本使用料が2700ウォンの先払いで1ヶ月の通話が100分付き
これ以上使用した場合には毎月450ウォンのサービスを提供し、残りの分の繰り越しあり
サービスを使い切った後には、外貨テレホンカード(外貨でカードを購入する)購入して使用
外貨電話カードは郵便局では13ドル、密売屋では15ドル以上
外貨電話カードも主に密売屋を通じて購入
外貨電話カードで利用料金をチャージした場合、100分の無料通話の残り時間は翌月に繰り越し可