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金大中政権時の2000年9月に北へ送還された非転向長期非転向囚らが、北朝鮮の体制宣伝団で活動する動画をデイリーNKが入手した。

2月15日(金正日の誕生日の前日)に撮影されたこの動画には、元人民軍で最も長い45年間の服役生活したキム・ソンミョン、北送後に言語学博士号を獲得し受けたキム・ジュンジョン、送還後に結婚し娘を産んだイ・ジェリョン、音楽家同盟院で活動中のキム・チャンウォン、イ・ギョンチャン、ウ・ヨンガク、コ・ガンイン、イ・ギョンチャン、イ・ドゥギュンなど22人の長期非転向囚らが確認できた。

送還された長期非転向囚の10人程は既に死亡したとされ、50人近い生存者の中から22人が公演に参加した。長期非転向囚のほとんどが高齢者である点から、宣伝団活動が可能な人物が全て参加したと考えられる。

平壌市坪村区域の「雲井館」で約80分近く行われたこの公演は、金正日体制の優越性と韓国社会に対する非難を強調している。舞台の上段には「偉大なる首領金日成同志の革命思想でより一層徹底的に武装しよう!」というスローガンが、その側面には「朝鮮民主主義人民共和国万歳!」、「朝鮮労働党万歳!」などのスローガンが掲げられている。

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1・2部で構成され、スローガンの合唱、指揮、演説などを行う。

1部はキムジュンジョンが「北朝鮮での配慮された人生」と「韓国での獄中生活」を主題で講演を行い、2部では長期非転向囚とその家族が出演し、合唱、重唱、独唱、自作詩の朗唱などを行い、公演に先立って彼らを紹介する事で体制宣伝を行った。

北送後、結婚し娘を産んだイ・ジェリョンは夫人のキム・クムスンと娘むチュクポクと共に、イ・インモ(第1号北送長期非転向囚)の作詞曲「祝福受けた私の人生」歌った。

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司会者のキム・ドンギは「韓国で永遠の未婚男性になるところだったイ・ジェリョン同志は、祖国で新しい家庭を作り可愛い娘を授かった。偉大な将軍様はこの娘の名前をチュクポク(祝福)と名付けられ親筆の書簡まで送られた」とイ・ジェリョン一家を紹介した。

この公演で長期非転向囚の夫人らも少なくない役割を果たしている。夫人らはチマチョゴリ姿で長期非転向囚との合唱への参加や、1〜4家族で行われる小規模の公演にも参加する。また、女性たちだけの重唱やアコーディオンなどの演奏も行った。

講演を行ったキム・ジュンジョンは北へ送還された後に言語学の博士号を取得した人物だ。「白頭山に2度行ってきたし、共和国の津々浦々を歩き回ってみた。過去とは雲泥の差がある」と発展した姿を宣伝した。

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また、送還直前の2000年8月12日に故郷の慶北安東市臨河面川前里を訪問したが、韓国は北朝鮮よりも遅れている主張した。「(1950年代の故郷と比較)よりも寂れている。このような農村は共和国にはどこにもない」と話した。

リ・トゥギュは「私の母よ」という自作詩の朗唱で「数十年の歳月、この息子を待ち望んだ母がいました。偉大な母、赤い党員証を作ってくれました。 (中略)永久なる母の愛、偉大な金正日同志よ。私は永遠に母として迎えます」と称賛した。

動画を伝えた内部消息筋は「彼らは平壌市坪村区域のアンサンに居住しており、この近所に「雲井館」を作り海外同胞、人民、学生を対象に思想教育を目的とした講演と公演を行なっている」と話した。

また、公演は金日成・金正日の誕生日や国家創建日などの主要な政治記念日の前後に数日間行われると説明した。

特に、海外同胞訪問団が公演を観覧する場合には、苦労した非転向長期囚への後援支援金を要求していると消息筋は伝えた。海外同胞員会委員会が長期非転向囚の公演を外貨稼ぎに利用している。

消息筋は「父・母なる金正日と称賛する姿を見守った海外同胞ですら、行き過ぎた行動だと言っている。北送当時は共和国の英雄と褒め称えたが、結局は金正日の称賛道具に転落した不幸な人生を送っている」と話した。

長期非転向囚らは最後に「父なる将軍様ありがとうございます」、「’革命の首脳部を命で擁護する」等の歌を歌った。また、歌を歌う間に金正日を称賛するスローガンなどを叫んでいた。

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