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CSMは金正男氏が3代世襲に対して厳しい発言を行う背景を、後継の権力闘争の余地が残っていると分析している。

これらの金正男氏の発言は意図されたという見解が優勢。しかし、これを後継を念頭に置いた政治攻勢と考えるのは飛躍し過ぎと指摘されている。

北朝鮮専門家は「北朝鮮の閉鎖的な体制が長期的に存続出来ないと判断を下した金正男氏が、自身の将来の保障受けるために韓国や西側社会に融和的なジェスチャーを取ったと見られる。この発言を後継者に確定した金正恩氏に対する積極的な挑戦と判断するのは行き過ぎた解釈」と話した。

また、最近の発言が自身の影響力下にあった中国内の貿易事業所が、一斉に張成沢(チャン・ソンテク)派に整理された点に対する不満の吐露であるとも言われている。

金正恩氏の登場後、対外貿易事業所の人事整理が行われ張成沢派に入れ替えられたと伝えられている。