人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

朝鮮の8月は梅雨の後の蒸し暑さがたまらない。

2006年に、平壌では30~32℃の蒸し暑い日が続いた。都市建設事業が最もよくできているという平壌市でさえ、熱い日差しを避けられる木陰はなかなか見付からない。

8月は、学校は夏休みだ。小学生たちは1ヶ月間、中学生たちは8月15日から8月末まで半月間、夏休みだ。

大学ごとに休みの期間が違う。平壌の一部の大学と地方の大学は、半月間夏休みがあるが、10日だけ夏休みがある大学もある。

夏休みにも、組職生活は続く。地方出身の学生たちは、自分の故郷にある大学や専門学校に、臨時組職生活派遣場ができ、生活総和、講演会、金正日将軍様に従って学ぶ学習会などに参加して、確認のはんこをもらわなければならない。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

また、故郷の農場や工場の企業所、炭鉱などを訪ねて、社会政治活動と‘よい仕事をする運動’を行って、その結果を該当機関の青年同盟の書記に報告し、評価書をもらって来なければならない。これが夏休みの宿題というわけだ。

休みの間も大学生は組職生活

原則的に、朝鮮の大学生たちの場合、夏休みでも家で遊べる日は1日か2日だ。地方出身の大学生の場合、交通事情から、列車で何日もかけて帰省するので、休みに実家に帰るだけで精一杯だ。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

そのため、平壌の大学では咸鏡道や江原道の農村出身の学生が、夏休みには家に行かずに、そのまま寮に残ることが多い。彼らも大学で自家生らとともに組職生活をしなければならない。

平壌では夏休みを迎えた大学生たちが、監視隊活動を活発に展開する。蒸し暑さの中で、通りを行き交う人々を取り締まるのだが、人々の服装や髪形、肖像バッジなどをいちいち取り締まって報告する。まじめに働かないと、‘処罰勤務’が追加される。

監視隊活動を行う男子学生たちは、白いシャツに大学のネクタイを結んで、靴をはかなければならず、女子学生たちは必ず大学のチマチョゴリを着なければならない。監視隊の取り締まり対象は、体の曲線が目立つ服や股の部分がまっすぐなズボンをはいた女性、髪形が奇抜な女性、庶嚔ヒのネックレスをつけた女性などだ。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

平壌市の暑さは朝鮮でも有名だ。電気事情のため、エアコンや扇風機がある家でも、暑さに堪えるのが大変なのに、旧式の扇風機も買うことができなかった庶民の、夏の苦労は到底言い表せない。

汚物の固まりが・・・平壌のプールは忌避対象

幼い生徒たちは、蒸し暑さをしのぐために、大同江にとびこんで遊ぶので、毎年溺死事故が絶えない。平壌にはよいプールや水遊び場がない。チャングァン院、ムンス院などにプールがあるが、入場チケットを買うのも大変で遠いため、一般の住民たちはそこまで行く意欲が出ない。

平壌の代表的なプールは大同江にある‘半月島水泳場’だ。夏になればこのプールに人があふれる。平壌市内のすべての大学の水泳の授業が、ここで行われもする。だが、プールの施設は最悪だ。

平壌市内に1つしかないプールだが、池(プール)が4つしかない。しかも、1つの大きさが100?くらいだ。水も真っ青に見えたり真っ赤に見えたりする泥水だ。水着を着て10分だけ入って出てきても、全身にあらゆる汚物と泥がつく。

その泥水から出てきても、体を洗う所がない。結局、準備したタオルで体を拭いて、そのまま家に行くしかない。体の汚れをタオルで拭き取っても、濡れた髪が問題だ。泥水で濡れた髪を適当に乾かして家に帰らなければならないが、悪臭がひどい。

プールでは水着を貸してくれる。現金の他に、時計などの貴重品も、担保として預けなければならない。だが、借りた水着というのが、古いのは二の次にしても、きちんと洗濯していなくて、汚くてしょうがない。