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北朝鮮が突然に崩壊する場合、大量殺傷武器などを統制するために少なくとも38万人の兵力が投入されなければならないという主張が提起された。

米国の国防・安保研究機関のランド研究所のブルース・ベネット博士は26日(現地時間)、米国の国防大学(National Defense University)が主催した「北朝鮮崩壊の可能性に対する対応」が主題の討論会で「北朝鮮の崩壊は避けられない」と発言したと、ラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。

同博士は「北朝鮮が崩壊すれば、大量殺傷武器を最優先で探し除去しなければならない。北朝鮮全土で約7千500箇所の地下施設に隠された武器を捜索・除去するには、大規模な兵力が投入されなければならない」と明らかにした。

「大量殺傷武器を捜索・除去するのに最低でも150日間で38万人以上の兵量の動員必要である。捜索部隊員が14万、国境警備に13万、地下施設の捜索に10万、そして主要施設の警備に1万が必要」と説明した。

「駐留兵力の大部分は韓国軍で構成されるだろうが、韓国は人口の減少と服務期間の短縮で兵力が2020年には40万人以下になっているだろう。兵力の不足によって北朝鮮地域の安定的管理を中国に依存する状態が起きるかもしれない」と警告した。

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「北朝鮮は韓国や米国など外部の攻撃よりも、内部問題によって崩壊する可能性が高い。飢餓と援助で支えられている経済、インテリ層と中流層の不満などが政権崩壊に繋がる可能性がある」と展望した。

「外部の援助で延命している経済と、深刻な食糧難によって政権の住民の統制力が弱まった状況で、金正日の健康状態が悪いと伝えられた。核兵器をはじめとする好戦的な行動は、状況をさらに悪化させ結局は政権の崩壊に繋がるだろう」と展望した。

「北朝鮮が突然に崩壊すれば、数百万の住民が飢える事になる。救護食料を直ちに支援する計画を樹立する必要がある」と話した。

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「一日に約1万5千tほどの食糧が必要となる。50&に相当する7千500tを飛行機で輸送し、40%を船、残りの10%の1千500tを陸路で輸送する」と提案した。