北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は7日、署名入りの論説で「民族自主の原則」を堅持することが「祖国の自主的統一を成し遂げるための根本である」と主張した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

論説では「祖国の統一は本質上、外部勢力によって北と南に分かれた民族の血脈を再びつないで全民族的範囲で民族の自主権を実現するための偉業である」する一方、「分裂の張本人で統一の妨害者である外部勢力に依存しては、いつになっても国の統一問題を解決できない」と、民族の団結を訴えた。

これは、強固な米韓同盟に基づく朝鮮半島の平和定着を進める韓国をけん制し、韓国社会の民族的な世論を味方につけようとするものだ。

論評ではさらに、4月27日に南北両首脳が署名した「板門店宣言」について「朝鮮民族同士の理念、民族自主の原則を核としている」と表現。「わが同胞は事大と外部勢力依存を徹底的に排撃して、民族自主の旗印を高く掲げて平和と繁栄、統一を促していくことを求めている」と、米国から離れることを韓国側に重ねて突きつけた。