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北朝鮮当局が今月18日から人民保安部を通じ、個人の営利目的の車両に対する取り締まりおよび没収を電撃的に断行した事で、2000年代に入って登場した新しい職種に従事する住民に大きな打撃が生じる事が予想される。

2000年代以降、カネを手にした人々は我先を争って中国から貨物車や大型車を密輸し、サービス車の主人になろうとした。名目上は国家機関の財産と登録されるが、幹部の保護を受ける場合には永遠に滅びない事業と認識されたのだ。卸売商人や両替屋の中には、サービス車を所有する人も増えた。

最近では、北朝鮮の若者の間で運転手が脚光を浴びる職業に浮上したのも、サービス車が産んだ新しい流行だ。サービス車の運転手になれば金銭的に余裕が生じるだけでなく、司法機関の職員、企業所幹部など幅広い人脈を形成することができる。大学への進学や労働党への入党が不可能な出身成分の親にとっては、運転手に育てるための投資を惜しまない理由がここにある。

サービス車の拡散によって、2000年代以降はガソリンの闇取引が横行した。北朝鮮ではガソリンがまともに供給されないため、サービス車のほとんどは闇市場から調達する。闇市場の商人は主に軍幹部に賄賂を送りガソリンが確保し、サービス車に高く売りつける。

燃料に対する需要が増えた事で「燃料泥棒」も増加した。ガソリンヘ現金化がしやすいという長所がある。大胆な泥棒はサービス車を借りて窃盗を行う。輸出品を管理する林業事業所等は比較的に多くの燃料を保管しており、常に泥棒のターゲットになる。一夜で1〜2tも盗み出す泥棒も多い。

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サービス車の登場で最も肯定的な変化は、住民の移動と商取引が活発になった点だ。北朝鮮全域で価格の平準化が実現された。

2004〜2005年までは咸鏡北道、両江道、平安北道などでは、中国との密輸の影響で工業品が安価で購入できた。黄海南・北道、平安南道、江原道などでは米やトウモロコシなどの食糧価格が安かった。しかし、サービス車の登場で各地の物価が平準化し、地域の価格差が10%以内に収まった。

物流が盛んになった影響から、平城、清津、元山などの市場が卸売市場の拠点地として注目を集めた。卸売、小売業の分化、価格の平準化は北朝鮮で市場化を促進させた。商売によって生計を立てている数百万の都市部の住民にとってサービス車は、労働、賃金、サービスを提供する手段として定着した。

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人民保安部の今回の取り締まりおよび没収の電撃的な断行によって、多くの人々の活動と生計に大打撃が予想される。取り締まりを強めるほど、市場や住民に訪れる混乱は大きくなると分析されている。状況によっては、昨年の貨幣改革に並ぶ内部の混乱が予想される。

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