韓国の文在寅大統領は2日、「在韓米軍は米韓同盟の問題」とし、「平和協定の締結とは何の関係も無い」と語った。同日午前、青瓦台(大統領府)の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官が会見で明かした。

この日の会見は予定に無かったもの。文正仁(ムン・ジョンイン)大統領統一外交安保特別補佐官が先月末、米外交専門誌「フォーリン・アフェアーズ」への寄稿文の中で「朝鮮半島で平和協定が締結されたら、在韓米軍の駐屯を正当化することは難しいだろう」という趣旨を述べた点を受けて、急遽行われた。

これまでも突出発言が多かった文正仁特別補佐官だが、文大統領が直接その発言に言及したのは初めてのこと。金報道官はさらに、「任鍾ソク(イム・ジョンソク)大統領秘書室長が文特別補佐官に電話し、文大統領の言葉を伝えると共に、大統領の立場と混線が起きないよう要請した」と説明した。

なお、青瓦台の政府高官によると、4月27日の南北首脳会談当時、在韓米軍についての言及は「無かった」とのことだ。