北朝鮮がフランスのブルゴーニュ産高級ワイン600本を7月に購入したと発表された。

住民らの窮乏とは百光年ほどの距離が存在する金正日の超豪華食卓や、幹部への回賜の為の購入と思われる。金正日の料理人だった藤本健二氏は、金正日のワイン貯蔵庫に1万本も備蓄されていると証言していた。

Maison Michel Picardの所有主のFrancine Picardは21日、ソウルファイナンスセンターで開かれた記者懇談会で「北朝鮮と年に1度の割合で取り引きしており、取り引き物量は少ないが良い関係を維持中」と明らかにした。

「今年7月にも北朝鮮政府の購買担当者が我々の最高級品を600本ほど購入した。このワインらのヨーロッパでの小売り価格は31〜40万ウォン程度」と話した。

特にCote de Nuits-Villagesは、2007年10月の南北首脳会談の昼食会で金正日が乾杯酒に使い注目を集めた。

「金正日が2007年当時、私たちのワインで祝杯を上げた際に世界中から電話がかかってきた為、正常な業務を行えなかった。これは一種のイベントであり、私達の目標はより多くの人にわが社のワインを楽しんでいただく事」と話した。

北朝鮮と同社の関係は15年前に、パリ駐在の北朝鮮大使館職員が醸造場のワイナリーを見学し試飲後にワイン15種を12本ずつ購入したのがきっかけとなり、取り引きが始まったという。