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北朝鮮がこの5年間で西海(東シナ海)北方境界線(NLL)を200回以上も侵犯していた事が分かった。

国会の国防委員会所属ソン・ヨンャ当「来希望連帯議員が18日、合同参謀本部の資料を発表し、北朝鮮は2006年から今年9月末まで西海で203回、東海(日本海)で8回の計211回の侵犯を行なった事が明らかになった。

年度別に見ると2006年に21回、2007年に28回、2008年に24回、そして昨年に50回と大きく増加し、今年は9月末までで88回と急増している。

これに対して同議員は「第2、第3の天安艦事件の再発防止に向け、海軍が艦艇の性秤?ヌなど様々な対策を推進しているが、『敵の侵入』の調査や潜水艦の出動、機雷付設の探知の対策は疎かになっている」と指摘した。

「天安艦事件によって重要度も増している為、海洋環境調査の予算を確保し海底環境の調査を至急行なう必要がある」と主張した。

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「海底環境の調査は水深150〜200mの沿岸の海底の精密調査で、水深、地質、障害物などを調査し潜水艦の予想進入ルートや待機海域などを精密に分析する。東海(日本海)の海底調査は1996年と1998年の北朝鮮のサンオ級、ユーゴ級潜水艇の進入事件によって60ヶ所の中39ヶ所の調査が完了したが、西海地域は調査が行なわれていない」と説明した。

また、西海海域は潮の流れが強く東海に比べて調査期間も長くより多くの人員が必要だという。

特に、天安艦事件海域周辺は調査費用が350億ウォン、期間は12ヶ月ほどが必要であると発表された。