中国が6者会談再開に向け動いている中、金桂寛(キム・ゲグァン)朝鮮外務省第一副長官が「9・19共同声明を履行する準備ができている」という立場を表明し、北朝鮮の腹の内に関心が集められている。
同副相は15日、訪中日程を終え帰国に先立ち行なわれた外信記者懇談会で「我々は6者会談再開の準備が出来ている。我々は準備ができているが、相手側が準備が出来ていない為、我々は急がずに忍耐性を持って努力するだろう」と話した。
これまでは「6者会談の再開を望む」という原則的立場を繰り返してきたが、9・19共同声明の履行を先に言及した背景には、北朝鮮が一歩譲歩を行なったのではないかと言われている。
ここ数ヶ月間、対話再開に向けた中朝の平和攻勢にもかかわらず、米韓は対話再開の前提条件として国際原子力機