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北朝鮮の対南機関祖国平和統一委員会が運営するウェブサイト「我が民族同士」は、故・黄長ヨプ(ファン・ジャンヨプ)北朝鮮民主化委員会委員長の告別式が行われた4日、「天の呪い」と毒舌を浴びせた。この北朝鮮の反応は、同前委員長の他界してから5日ぶりのものだ。

同サイトは「裏切り者の運命」という論評で、同委員長を「ファンの奴」と呼び「類例が無い程の苦難の時期が迫った時期に、我が党と制度に背を向け血縁までも捨て、自分の享楽と安易の為に南へ逃亡した者」と非難した。

「一人の血縁もいない他郷の冷たい場所で、誰にも知られる事無く命が絶たれたのは、これ以上惨めな最後はない」と付け加えた。

「我が民族同士」は同委員長が北朝鮮の党創立65周年記念日に死亡したことに対して「世界が見守る平壌で、党創立65周年を迎える歓喜と感激が極度に達し、先軍隊列の足音が震撼した時刻だった。天がこの日を見るために生かした運命だったようだ」と主張した。

「我が民族同士」は午後3時頃、非難文を掲載したが20分後に削除した後、約4時間40分後に激しい口調の非難文を掲載した。

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2度目に掲載された「天罰を受けた人間醜物の惨めな終末」では、「ファンの奴の急死は天が下した天罰であり、祖国と人民、民族を反逆した変節者の末路がどれ程惨めなものかをはっきりと見せている」と強度をより一層高めた。

また、党創立65周年記念日に亡くなった事に対し「世界を震撼させた平壌の9月の歴史的事変と、10月の雄壮な足取りの音、暴風のような万歳の歓声に腹痛が発生し、心臓発作を起こし黄泉の国に行ったのだ」と主張した。

我が民族同士は、北朝鮮自身が公式見解を表明していると機関であると言及した対南機関祖国平和統一委員会のオンラインサイト。北朝鮮当局の呆れた非難は、北朝鮮当局の劣等な水準を伺わせている。

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脱北者のチン・ヒョクス氏は「北朝鮮としては、独裁の本質を見極め住民の解放に向け先頭に立った黄長ヨプ氏の他界は、喉のトゲが抜けた気分であろう。しかし、このような暴言は北朝鮮政権の本質を見せており、結局は北朝鮮にブーメランとなって帰って来る事は言うまでもない事実だ」と話した。

同サイトは今年4月、黄長ヨプ氏が訪米をした際には「廃人のおぞましい行為 」という論評を発表し、「醜悪な民族反逆者であり、老いぼれ精神病者(原文ママ)のファンの奴は泥棒猫のように隠れて回っているが、決して無事では済まないだろう」と威嚇したことがある。