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北朝鮮で最高人民会議第13期第6回会議が11日に行われ、2018年の国家予算や人事を決定した。会議では金正恩党委員長の最側近と目されていた黄炳瑞(ファン・ビョンソ)、金元弘(キム・ウォノン)の両氏が国務委員から解任された。朝鮮中央通信が12日、伝えた。

会議には、金永南(キム・ヨンナム)、崔龍海(チェ・リョンヘ)、朴奉珠(パク・ポンジュ)の各氏をはじめ、党・政府の活動家、最高人民会議代議員、武力機関の責任活動家らが参加した。また、内閣、社会団体、省・中央機関、工場、協同農場、教育、科学研究機関の活動家がオブザーバーとして出席した。

金正恩氏の提議によって、黄炳瑞、金己男(キム・ギナム)、李萬建(リ・マンゴン)、金元弘の各氏を国務委員から解任し、金正角(キム・ジョンガク)、朴光浩(パク・クァンホ)、太宗秀(テ・ジョンス)、鄭京擇(チョン・ギョンテク)の各氏を国務委員に選出した。黄氏と金元弘氏は粛清説が伝えられていた。

さらに、朝鮮労働党中央委員会の委任によって、朴泰成(パク・テソン)氏を最高人民会議常任委員会委員から解任した。