朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。
「天安」号積弊は必ず清算されるべきだ 朝鮮中央通信社論評
【平壌4月10日発朝鮮中央通信】最近、南朝鮮で「天安」号沈没事件の再調査を求める声が高まっている。
先日、6・15共同宣言実践南側委員会をはじめとする団体と各界の人士が「天安」艦真実究明のための汎市民社会共同対策協議体準備委員会を結成し、再調査を求める特別声明を発表した。
去る3月28日からは、「KBS」放送が新たに入手した「天安」号沈没当時の熱映像モニターの映像資料とCCTV映像資料を持って制作したドキュメンタリー「追跡60分」が放映されて、社会各界の耳目を集めている。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面青瓦台ホームページに「『天安』号沈没事故真相究明のための再調査を請願する」との文が掲載されて各階層の呼応を受けており、世論調査で南朝鮮住民の70%が「天安」号事件の調査結果を信頼しないと応答するなど、「政府」が真相を再び究明すべきだという主張が高まっている。
民族的和解と団結の機運が漂っている現時期、艦船沈没事件に対する再調査の要求がいっそう強烈になっているのは、それが北南関係改善の最大の障害物だということを示している。