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金正恩(キム・ジョンウン)が10日に行なわれた朝鮮労働党創立65周年記念大会及び閲兵式で主席団に姿を浮?オた。先軍指導の継承と軍の忠誠心を内外に誇示し、「金正恩時代」への突入を公式化したと評価されている。

閲兵式で金正恩は金正日、李英鎬(リ・ヨンホ)の次に位置、後継者として堅固な位置づけを確認した。先月28日の党代表者会で中央軍事委副委員長に選任され軍を中心に後継体制が構築中である事を示唆した。

今回の閲兵式は金正恩の公式デビューの舞台だと言われている。韓国政府も今回の閲兵式を金正恩後継の公式化と受け止めている。統一部の関係者は「大規模な閲兵式行事を通じて、対外的に金正恩が後継者であることを、内部的に金正恩の偶像化作業を行なうと思われる」と話した。

異例的にも北朝鮮が今回の閲兵式を官営メディアではないCNNなどの外信に生中継を許可してのも、金正恩を宣伝し3代世襲を通じた体制維持に対する自信を表出するためだと言われている。

北朝鮮は閲兵式を朝鮮中央放送、平壌放送、朝鮮中央TVを通じて午前9時30分から11時18分まで1時間48分に渡って実況中継した。海外の取材陣80人余り用のプレスセンターまで用意した。

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今回の閲兵式は1万人規模で、2007年4月の創軍75周年と同水準と言われている。米韓軍当局は衛星を通じて7月から兵力1万人余り、ミサイル、機甲、各種砲などが平壌ミリム飛行場に集結し、閲兵式の練習を捕らえていた。

国防部の関係者は「今年は金正恩の後継作業もあり、例年よりも大きい規模で進行した」と話した。今回の閲兵式には中距離弾道ミサイル(IRBMs)の「舞水端」と推定される新型ミサイルも登場した。

舞水端はミサイル基地がある地名(咸鏡北道花台郡舞水端里)から取られた名で、米国当局が呼び始めた。旧ソ連制の潜水艦発射弾道ミサイルのSSN6を基盤に作られており、射距離が3千200km以上でテポドンよりも高性能と推定される。

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特に今回の閲兵式に中国からは周永康・共産党政治局常務委員を祝賀使節団団長とし共産党対外連絡部の王家瑞部長、劉結一副部長、張志軍外交部副部長、 孫政才・吉林省党書記などが参加した。

消息筋は「党代表者会で選出された北朝鮮指導部との関係強化を明らかにした胡錦濤国家主席の立場が反映された。北朝鮮は最近になって6者会談への復帰に力を入れていると思われる」と話した。

これまでは金日成の誕生日などの主要記念日に開かれていた祝砲夜会も、平壌の至る所で行なわれた。北朝鮮は金正恩を象徴する用語のCNC(コンピュータ制御器術)を通じて、花火が今までよりはるかに盛大になったと強調している。