金正日が後継者の金正恩(キム・ジョンウン)と共に、党創立65周年に際して進行された銀河水「10月の音楽会」を観覧したと、朝鮮中央通信が7日、報道した。
金正恩のこの日の公演観覧は、先月28日の党代表者会を通じて後継を公式化以降2度目で、今月5日には人民軍「第851軍部隊」を訪問し協同訓練を参観している。第851部隊は江原道安辺郡にある7師団で、中、短距離ミサイル基地と、韓国の情報当局は把握している。
健康状態が良くない金正日が金正恩を同行して公開活動を継続するのは、後継完成のためには避けられない動きという評価だ。
統一部と北朝鮮メディアなどによると、10月6日現在の金正日の公開活動は計109回で、前年同期の117回と似た水準。分野別の公開活動は、経済分野の現地指導が47回、軍関連の現地指導が29回、対外関係が7回、その他26回などだ。
金正日の公開活動は後継体制の完成に向け当面は活発に行なわれるだろう。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面この日の公演観覧には金正恩を初めとして、金永南(キム・ヨンナム)(最高人民会議常任委員会委員長)、崔榮林(チェ・ヨンリム)(内閣総理)、李英鎬(リ・ヨンホ)(総参謀長)等の党政治局常務委員、金英春(キム・ヨンチュン)(人民武力部長)等11人の政治局委員が参加した。