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大韓仏教天台宗は6月から、北朝鮮が2005年に修復したヨントン寺をはじめとし、開城市内の遺跡などでの聖地巡礼を行っている。
天台宗は開城の聖地巡礼の定例化を推進中であり、ヨントン寺だけでなく、ソンWュク橋、高麗民俗博物館の観光を、6月以後2回実施した。

天台宗が実施している聖地巡礼は、開城の市街地を通過して、ヨントン寺を巡礼し、開城の中心地にある、外国の観光客たちが利用する‘民俗旅館’やソンWュク橋、民俗博物館の観覧などの日程で行われる。

北朝鮮側は遺跡を除いたすべての場所での写真撮影を徹底的に統制している。だが、聖地巡礼に参加する観光客たちは、半世紀以上分断された開城地域の町並みや住民、開城の郊外の風景を一部見ることができる。また、開城の‘民俗旅館’で食べられる開城料理は別味だ。

開城のヨントン寺は、僧侶の義天がここで教観を学び、天台宗を開創した所であり、韓国の天台宗が南北の仏教交流の目的で、去る2005年にヨントン寺を修復して、南北の宗教交流の活性化に寄与した。ヨントン寺は1027年に創立され、多くの王がしばしば参拝したという。

記者は25日に実施された、天台宗の聖地巡礼に参加した。

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開城のソンWュクにあるソンWュク橋は、1392年(太祖)に鄭夢周が李芳遠(朝鮮の太宗)によって殺害された場所として有名だ。高麗の太祖が919年にソンh(開城市)を整備した時に築造されたと推定されている。北朝鮮側の説明によれば、ソンWュク橋には、今でも鄭夢周が流した血痕が残っている。ソンWュク橋には、かすかに50cmほどの赤いしみが残っている。

高麗民俗博物館には高麗時代を代表する青磁をはじめとする生活用品や、高麗時代の活字印刷技術である大蔵経の木版、金属活字などが展示されている。