北朝鮮の朝鮮中央通信は17日、日本の安倍政権に対して「自国のために大勢を正しく見て対朝鮮政策について熟考すべき」と主張する論評を配信した。
米朝首脳会談と南北首脳会談への動きが進む中、安倍政権は北朝鮮に対する圧力の継続を呼びかけ、日米韓で確認したとしている。一方、日本政府内では日本だけが置き去りにされかねないという懸念が出ている。
論評は、「現況に関連して一番不安がっているのは日本である」とし、安倍政権が圧力継続を訴えるのは、「朝鮮半島の情勢悪化で漁夫の利を得てきた島国一族の体質的な悪習の発露として、大勢の流れを逆戻りさせようとするたわいないあがきにすぎない」と指摘した。
また、「対朝鮮問題において『日・米・韓の強力な連帯』と『緊密な共助』を耳にたこができるほどけん伝したが、むしろ返ってきたのは『日本疎外』という深刻な懸念だけである」と強調した。
さらに、「日本の反動層が分別を失って引き続き意地悪く振る舞っていれば、永遠に平壌行きの乗車券を購入できなくなりかねない」と警告した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面その上で、「無駄なあがきをやめて、もっと遅くなる前に大勢に従うのがより賢明な行動であろう」と忠告した。