胡錦濤国家主席が2日、崔泰福(チェ・テボク)最高人民会議議長との面会の席で、北朝鮮の新指導部との関係強化意志を明らかにしたが、中国のネットユーザーらは3代世襲に対して冷淡な反応を見せている。
4日、中国人民日報の姉妹紙の環球時報に掲載された「北朝鮮の後継世襲」と関連した記事では、北朝鮮の3代世襲を否定的に評価するコメントが多数書き込まれている。北朝鮮の党代表者会の結果に対し「北朝鮮は徹底した封建国家であり、腐敗した社会。朝鮮時代に回帰している」という酷評した。
特に、金正恩(キム・ジョンウン)が労働党中央軍事委員会副委員長に任命された記事には「なぜまた再び金氏王朝が北朝鮮を支配しようとするか。北朝鮮政権は生まれ変わらなければならない」という批判が主をなした。
今回公開された金正恩の写真に対して「北朝鮮住民は飢え死んで行くのに、金正恩は豚の様な姿」と皮肉った。
その他にも「金正恩時代を注意しなければならない。権力履行過程で北朝鮮が混乱に陥る可能性もある」と心配する声もあった。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面中国の最大のポータルサイトの百度の掲示板にも、3代世襲を批判する書き込みが相次いでいる。
江南ANDYというIDは「北朝鮮は社会主義国家ではない。洗脳、世襲、独裁の代名詞になった」と話し、他の書き込みでは「封建時代の皇太子世襲制度を選んだ北朝鮮は破廉恥で恥知らず国家」と批判した。
また、非正常的な世襲体制を継続する北朝鮮が遠からず中国の大きな負担になると心配する声もあった。北朝鮮に対する援助や核実験・武力挑発を通じた東アジアの安保不安が負担になるという指摘。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面また、現在、中国のインターネット上では金正日、金正恩や北朝鮮の後継世襲と関連した単語は全て検索が遮断された状態。