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北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は15日、署名入りの論説で「日本の過去の性奴隷犯罪は絶対に覆い隠せない」と主張した。同日、朝鮮中央通信が報じた。

こうした内容からは、従軍慰安婦問題を強調することで日本を「悪者」に仕立て、日米韓の枠組みから日本を引きはがそうとする北朝鮮当局の「狙い」が透けて見える。

論説は、「昨年4月から現在まで1年もならないうちに新たに発掘されて世に公開された日帝の性奴隷犯罪資料だけでも数件に及ぶ」と指摘、「日帝の性奴隷犯罪が政府と軍部の共謀・結託の下に国家的範囲で組織的に強行された特大型の拉致犯罪、強制連行犯罪だということを再度はっきり実証した」との見解を示した。

さらに、「特大型の反人倫犯罪に時効はありえない。わが人民は日本が過去にわが民族に働いた全ての罪悪に対して百倍、千倍に代価を払わせる」と述べた上で、「安倍一味は、わが民族の激昂した憤怒と対日報復意志を直視して熟考すべき」と日本を非難した。