北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は10日、「朝鮮にはいかなる軍事的力も、制裁と封鎖も絶対に通じない」と強調する論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。
論評は、米国が先月発表した独自制裁に言及し、「問題は、米国の制裁と封鎖策動が戦争を伴うきわめて危険極まりない行為だということ」であると述べて米国の動きをけん制。
そのうえで、「米国が制裁と軍事的圧迫騒動に熱を上げてわが国家を圧殺してみようとあがいているが、わが軍隊と人民は眉一つ動かさない」として、圧力に負けて意思を曲げるつもりはないとの姿勢を強調した。