ベールに包まれていたキム・ジョンウンの姿が30日、電撃的に公開された。
写真のキム・ジョンウンは、年齢通りの20代後半の外見で顔は大きく太った姿だ。椅子に座っている為、正確な身長は分からないが、がっしりとした体格である事は簡単に想像が付く。金正日が病人だという点を差し引いても金正日よりも大柄だ。
キム・ジョンウンは金正日とは別の色の人民服を着ていると思われる。脱北者らは顔つきは金正日似だが、全体的には祖父金日成を思い起こさせると評価した。
今回の北朝鮮当局の電撃的な写真の公開は、後継者に確定した事を対外的に明らかにする意味。党職の付与がチャンスを与えるのではなく、不動の後継者であると宣伝している。
キム・ジョンウンは2008年から青年大将と呼ばれ内部で偶像化教養が行なわれ、称賛歌の配布、キム・ジョンウン画報を幹部に配布、後継者としての公式化、写真の公開と段階を踏んできた。金正日は1974年の党政治委員で後継者で確定した後、1980年の党大会で公式化され公開活動を開始し、写真が配布されたのもこの時から。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面写真が公開された為、キム・ジョンウンは金正日の現地指導でも頻繁に登場すると予想される。また、軍や企業所で自ら幹部や住民を相手にする対外活動を強化するものと見られる。
また、今回写真をいち早く公開した背景には、後継問題を電光石火で解決するという意志の浮黷セと思われる。これは金正日の健康が不安定だという事実を裏付けていると考えられる。