5日から1泊2日の日程で北朝鮮を訪問する文在寅大統領の特使団が、午後2時に韓国を出発する。ソウル郊外の城南空港から、政府専用機で訪朝する予定だ。

特使団は青瓦台(韓国大統領府)の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長を団長に、情報機関・国家情報院の徐薫(ソ・フン)院長、統一部の千海成(チョン・へソン)次官、国情院の金相均(キム・サンギュン)第2次長、大統領秘書室の尹建永(ユン・ゴニョン)国政状況室長の5人。ほかにNSC(国家安全保障室)の行政官など実務者5人を合わせ、計10人の陣営で派遣される。

2月9日の平昌冬季五輪の開幕に合わせ、金正恩委員長が特使として妹の金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党中央委員会第一副部長を派遣したことへの答礼訪問の形となる。

特使団は北朝鮮で高位級幹部との間で、米朝対話、南北交流、南北関係改善などの諸問題などを議論するものと見られる。

ただ、金正恩委員長との面会について、青瓦台は「未定」としている。

青瓦台はまた、米朝対話を推進するため、北朝鮮に拘束中の韓国系米国人の釈放問題も議題に入れるとした韓国メディアの報道について、「その問題を議論しないと言い切れないが、今回の議題には入っていない」と明かした。