北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は23日、朝鮮の核放棄を願うのは、愚かな行為であるとする署名入りの論説を掲載した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。
米国が北朝鮮の核放棄を条件に対話の可能性を示唆していることに対する反発と思われる。
論説は、「朝鮮が自分の力をいっそう磐石のごとく打ち固めるのは至極正当である」とし、「わが軍隊はすでにその威力と信頼性が確固と保証された核弾頭と弾道ロケットを実戦配備することに拍車をかけている」と強調した。
また、「米国とその追随勢力がわれわれの核を『世界の平和と安全に対する脅威』に罵倒するのは自分らの破滅を予感した者らの悲鳴にすぎない」と指摘した。
さらに、「いかなる制裁も、挑発も、威嚇もわれわれの核保有国地位を絶対に崩すことはできない」と述べた。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面その上で、「朝鮮が核を放棄することを願うのは、海水が干上がるのを待つことよりもっと愚かな行為である」とし「朝鮮と平和的に共存するという立場を取るのが賢明な選択である」と主張した。